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pES club

 第8期第8回例会-step1大会

日時:2009.9.13

例会では,各自の臨床状況と,そこから立てたPECOを発表し,ディスカッションした.

参加者の立てたPECO:

PECO
医学部6年 P:今日線腫を合併しない重症筋無力症の86歳女性が
E:胸腺摘除術を受けるのは
C:胸腺摘除術を受けない場合と比べて
O:存命期間は延長するか
カテゴリー:治療
医学部5年 P:帝王切開の既往がある妊娠31週5日で切迫早産の診断で入院した38歳女性が
E:低分子量ヘパリン投与を受けるのは
C:低分子量ヘパリン投与を受けないのと比べて
O:DVTの発生をどれくらい抑えるか
カテゴリー:予防
医学部5年 P:悪性リンパ腫で初回の化学療法(R-CHOP療法)のため入院中.抗癌剤注射14日後,好中球が800/ulまで減少し,発熱やCRPの上昇は起きていない70歳女性が
E:G-CSFを使うことは
C:G-CSFを使わないのに比べて
O:入院期間を短縮できるか
 感染症のリスクが減るか
カテゴリー:予防
医学部4年 P:12年前から関節リウマチを患っている,現在メトトレキセートを使用している70歳女性が
E:インフリキシマブを使用する治療を受けるのは
C:メトトレキセートを使用する治療を受けるのに比べて
O:感染症にかかりやすいか
カテゴリー:害
医学部4年 P:脳幹梗塞の既往のある,糖尿病,高血圧,糖尿病性腎症による慢性腎不全があり,LAD #7の95%狭窄,UCGで左室心尖部に2.5cm大の血栓がある,冠動脈バイパス術を受ける予定の56歳男性が
E:off pump手術を受けるのは
C:on pump手術を受けるのと比べて
O:心房細動の発症率リスクが小さいか
 周術期,長期死亡率が低いか
 術後の腎機能が悪化しないか
 術後血糖コントロールがうまくいくか
カテゴリー:予防
歯学部6年 P:骨粗鬆症でビスホスホネート系薬剤のボナロンを服用していて,齲蝕により保存不可能な歯がある69歳女性が
E:抜歯をすることは
C:抜歯をしないことに比べて
O:顎骨壊死の発症が増えるか
カテゴリー:病因
歯学部5年 P:基礎疾患がなく,現在歯数28本で口腔清掃状態が良好である,感染根管治療後の45歳男性が
E:ファイバーコアを使用した支台築造を受けるのは
C:メタルコアを使用した支台築造を受けるのに比べて
O:歯根破切は少なくなるか
カテゴリー:予防
薬学部修士1年 P:急性心筋梗塞でPCIを思考した70歳代の男性で,入院時血圧161/97mmHg,Killip分類1群,EF 45%,既往歴に十二指腸潰瘍,高血圧症,脂質異常症,高尿酸血症があり,プラビックス75mg,バイアスピリン100mg,タケプロンOD 30mg,シグマート15mg,ユリノーム25mg,メバロチン10mg,アーチスト2.5mg,ワーファリン5mgを内服中の患者が
E:ロサルタンを服用するのは
C:ACE阻害薬を服用するのと比較して
O:心イベント再発を予防できるか
カテゴリー:予防
薬学部4年 P:身長153cm,体重46cm,血圧128/88,LDL 49,HDL 96,TC 190,他に特に目立った病歴や検査異常もなく健康な52歳女性が
E:運動すると
C:運動しないのと比べて
O:病気になるリスクを減らせるか
 HDLコレステロール値が上がるか
カテゴリー:予防
看護学部3年

P:インフルエンザの予防接種はしていない,帰宅後手洗いうがい・規則正しい食生活を行う,過去に大きな病気をしたことはない大学3年生の20歳女性が
E:マスクを着用することは
C:マスクを着用しないことに比べて
O:インフルエンザに感染する可能性が減るか
カテゴリー:予防

今期は,全体的な傾向として,outcomeを決めるときに自分の興味のあるものにしたり,検索を先に行ってしまって検索がうまくいくようなものを選んでいた.
患者にとっての真のoutcomeが何かについて,つねに注意を払うように指導した.
また,介入の効果を問うようなPECOである場合に,outcomeが”疾患の予後”であるので,カテゴリーも”予後”としてしまう例が散見された.
”予後”のカテゴリーは,研究者が介入するのではなく,観察研究であるので,そのような場合は”治療・予防”のカテゴリーになる.




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